夜回り先生 水谷 修
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Osamu Mizutani Official BLOG

読書の秋

読書の秋です。本、読んでますか。涼しい秋の夜長を、本とともに過ごす。すてきですよ。私は、ただひたすら、全国を講演で回っています。でも、列車や飛行機の中では、できるだけ本を読んでいます。

 

ところで、今、出版界が大変なことになっていることを、知っていますか。それは、電子書籍の問題です。今、数多くの本が、データ化され、電子書籍として、ネット上で販売されています。それを購入しすれば、自分の携帯電話やコンピューターで、読むことができ、保存することもできます。多分、みなさんは便利なことだと、喜んでいるかも知れません。本屋に本を買いに行かなくても、自宅で好きな本を手に入れ、読むことができる。しかも、通常の本のようにかさばりません。部屋の中に大きな本棚を置く必要もなく、必要なときに必要な本を読むことができます。でも、これには、問題はないのでしょうか。私は、たくさんの問題があると考えています。

 

みなさん、実は、本というのは、総合芸術です。私たち作家が、ただ文章を書いたからそれでできあがるというものではありません。編集者が、それを、読みやすいように、そして読者のこころに響きやすいように編集します。そして、次には、デザイナーが、そりを、デザインしていきます。活字の種類や大きさ、行間、ページ割り、それぞれを、決め、そして、写真やイラストを配置することで、さらに読者のこころに響くものに仕上げていきます。表紙のデザイン、帯、そして使用する髪の種類、色、厚さ、すべてを丁寧に決めていきます。作家の書いた、文章というデータに、想いを込めて色づけしていきます。そして、書店に並ぶ一冊の本が完成します。

 

どうぞ、書店で、何でも良いです。一つの本を手に取り、それをゆっくりと見てください。そこには、作家、編集者、デザイナー、写真家、そしてイラストレーターの想いがこもっています。これが、本当の本です。これが、実は、電子書籍には、ありません。

 

現在の段階では、電子書籍は、作家の文章というデータを、そのまま載せたものです。これは、論文の場合は、いいのかもしれません。しかし、物語や小説、ノンフィクション、エッセイや詩集の場合は。私は、あまりにも味気なく感じます。

 

みなさん、この秋、ぜひ総合芸術としての一冊の本を読んでみましょう。ただ、文章の内容だけではなく、そこに関わった人たちの汗と想いを感じながら。

 

追伸

 

私は、今日は神奈川県鎌倉市での講演、明日からは、また九州鹿児島県に行きます。土曜日曜と、4本の講演会を、鹿児島県各地で行って来ます。

昨日、東北から戻りました

岩手県一関市、奥州市、福島県南相馬市、いわき市、郡山市、会津若松市と、6カ所での講演を終わらせ、昨夜戻りました。

たくさんの人たちが、私の亡くした子どもたちの話を聞いてくださいました。感謝です。

また、多くの出会いがありました。

 

今日は、医師の元に。実は、私は、この春血圧が200程度まで上がり、投薬治療を受けています。その検診を受けてきました。何とか、135程度で、安定しているようです。年をとるといろいろなところが痛んできているようです。

 

明日からは、九州に。また、多くの出会いがあるでしょう。福岡、宮崎と回ってきます。木曜日には、上智大学での授業のために、いったん戻り、その後、鹿児島に戻ります。

いったん戻りました

大分県では、日田市、中津市、大分市での講演、宮崎県では、宮崎市、都城市での二つの講演を終え、いったん戻りました。

どの会場にも、たくさんの人たちが来てくれました。感謝です。

 

大分市、宮崎市では、「夜回り」もやってきました。夜11時を過ぎても、公園にたむろする女子中学生たち、うつろに客引きをする若い女性たち。たくさんの出会いがありました。思っている以上に、ひどい状況でした。大麻を中心とするドラッグも、地方都市まで広く拡がっています。早急に、関係機関と掃除に入ります。

 

明日からは、また東北に戻ります。岩手県一関市、水沢市、福島県南相馬市、いわき市、郡山市、会津若松市と、6本の講演会をしてきます。また、多くの出会いがあるでしょう。宿泊地の仙台、郡山では、夜回りもしてきます。楽しみです。

上智大学の講義が始まりました

昨日から、上智大学の「身心論」の講義が始まりました。

残念なことにZoomによるリモート講義です。

 

学生の反応の見えない講義、板書のできない講義、つらいものがあります。

でも、学生たちのことを考えれば、何とか工夫しながら意義のある講義としていきます。

 

明日からは、大分県日田市と中津市、大分市、宮崎県宮崎市と都城市を講演で回ります。車での移動です。

こころを込めて講演してきます。。

忙しい日々

新型コロナウィルス感染拡大の中で、この一年八ヶ月、講演中止が続き、人生初めてののんびりとした日々を過ごしていました。ただし、子どもたちからの相談は、ものすごい数ですが。

そんな私が、9月は、50本の講演をし続けてきました。北は、北海道から南は九州まで、全国を走り回りました。

やっと一昨日、事務所に戻りましたが、さすがにからだはぼろぼろ。一日半、身動きできませんでした。

でも、そんな中で、各地で出会う、かつて関わった子どもたちの、今の幸せな姿が、私を癒やしてくれました。

 

来週からは、上智大学での授業と、各地での講演がまた始まります。体調を整えていきます。