夜回り先生 水谷 修
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Osamu Mizutani Official BLOG

再会

10月は、北海道帯広市、福島県会津若松市、静岡県伊東市、神奈川県葉山町、新潟県長岡市、大阪市と講演で回りました。

 

どの町でも、講演会場にかつて関わったこどもたちが来てくれました。こどもたちと言っても、すでに大人になっていますが。みんなが口にするのは、「生きてて良かった」そのことばでした。

 

かつて、虐待やいじめ、様々な問題に押しつぶされ、死へと向かっていたこどもたち、何とか生きぬいて、まだまだすべての苦しみから解放されてはいませんが、それぞれが、小さな幸せを手にしていました。

 

「生きてて良かった」、ありがたいことばでした。今も、毎日のようにこどもたちが自らいのちをっています。哀しいことです。

 

どんなに今がつらくても、生きてさえいれば、さまざまな出会いの中で、救いは来ます。

 

今を苦しむこどもたち、生きてください。生きぬいてください。生きてさえいれば、違う明日が来ます。

明日から、新潟、大阪と回ります

明日は、新潟県長岡市で、高校での講演と市民講演会です。

久しぶりの長岡市での講演会です。

長岡には、たくさんの友人がいます。多くの再会があると思いまする楽しみです。

 

そのあとは、大阪での講演となります。

 

このところ、私のもとへの相談が落ち着いています。

ただ、薬物乱用に関する相談が増えており、それも濫用する高校生、大学生の親たちからの相談です。

 

一つひとつ状況を見ながら、関係機関と連携し対処しています。

青少年への大麻の乱用が、広がっているようです。それも、地方と都市部に関係なく。困ったことです。

 

 

明日は地元でシンポジウムです

明日は、地元葉山町でこどもたちを性被害から守るシンポジウムです。

 

私は、ずっと講演会以外は引き受けてこなかったのですが、地元だけではなく世界でこどもたちを守るためラ活動されている、マリー、クリスティーヌさんからの依頼なので引き受けました。マリーさんとは、何度かテレビで仕事を一緒にしました。

 

私の地元葉山でも、学校教員による盗撮事件が起き、教員が逮捕されました。その問題を受けて、こどもたちを、そのような被害から守るだめに、何ができるのか、何をしなくてはならないのか、それを考えるシンポジウムです。

 

このところ続く教員の性的不祥事。何か情けなく哀しいことです。教員は、学校において、絶対的な存在になりかねません。だからこそ、高い倫理意識と生徒たちへの愛が必要なのです。それを忘れた教員が増えてきているようです。

 

私のもとにも、教員による性的被害やハラスメントの相談は数多く届いています。その一つひとつを丁寧に解決していますが、哀しいことです。

 

明日は、できる限り想いを伝えてきます。

 

 

 

 

昨日は、静岡県伊東市に

昨日は、静岡県伊東市に行ってきました。

みなさんも知っていると思いますが、伊東市は、今混乱の中にあります。

 

市長の学歴詐称から始まり、市議会から市長が不信任され、本来なら市長が辞任すれば済むことなのに、議会を市長が解散し、今市議会議員選挙となっています。

 

伊東市には、私の知り合いの市会議員が三人います。その応援に昨日は行ってきました。

 

伊東市は、私にとって思いでの町です。

私は、子ども時代貧しかった。母と二人の生活、母は、朝早くから夜遅くまで働き、私を育ててくれました。

 

そんな子どもの頃、伊東市に関係する有名なCMが全国各地で日々流れていました。

「伊東に来るならはとや、電話は、よいふろ」こどもたちがみんなで口ずさんでいました。当時のこどもたちや家庭にとって、休みに、伊東に家族旅行に行くことは、夢でした。

 

私の多くの同級生たちも、夏休みに伊東のはとやに家族旅行に出かけました。でも、私は貧しく、必死に一人で働く母に、頼むことなどできませんでした。

 

そんな小学六年生の七月でした。夜早めに帰ってきた母が、「修、プレゼント」と渡してくれたのは、伊東のはとやの宿泊券でした。

 

その日からは、大変です。毎日はとやに行くことを夢見て、指折り数えて日々を過ごしました。

 

ついにその日が来ました。朝一番の電車で伊東に、ついてすぐに母と海で海水浴。そのあとは、プールで泳ぎ、温泉に。母は、そんな私の姿をやさしく見ていてくれました。

 

夕食の時間、私と母は、そんなにお金がありませんから、食堂の端に用意されたテーブルで、二人で食事を取りました。多分一番安いプランだったのだと思います。他のテーブルでは、多くの親子が、刺し盛りや鍋がついた豪勢な料理を、みんなでわいわい食べていました。でも、私にとっては、目の前にある料理で十分でした。

 

そんなときです。担当の仲居さんが、母のところに、「これも食べてください」といって、刺身の盛り合わせやちいさな鍋料理を持ってきてくれました。どれだけ嬉しかったか。

 

母と二人貧しいながらも、来てくれた私たちへの、はとやさんからのプレゼントでした。

 

あの日から、伊東市は、私にとって最高の優しさという思い出をくれた町となりました。

 

でも、その伊東市が、今や、嘘と怒り、憎しみの町となっています。哀しいことです。

 

そんな伊東の町を、またあのころの優しい町に戻したい、そんな想いで、昨日は、伊東の町に行ってきました。

 

政治の世界と常識

このところ政治の世界の常識のなさなにあきれています。

 

私は、長く教員を続けていました。高校教員、大学の教員と。

勤めるたびに履歴書を事務局に渡し確認をしてきました。私は、上智大学を卒業し、何校かでの高校での履歴を正直に書きました。私は、その時に私の採用の有利になるかもしれないと考えましたが、ドイツの大学への留学、そしてそこで学んだことは書きませんでした。それは、その大学を卒業していなかったからです。卒業しなければ、それは学歴とはならないと考えたからです。

 

でも、今伊東市長は、その学歴詐称で問題になり、自分の非を認める前に議会を解散して、居座るつもりのようです。

 

でもこれは、常識的に通用しません。確かに、市長になることに学歴は関係ありません。私の高知の友人は、中学卒でカツオ船に乗り、長く働き、その中で市政を変える志を持ち、市長に当選しました。彼の選挙公報には、中学卒と書いてあります。

 

高卒だから、中卒だから、大卒だから、それは、関係ないことでしょう。どこを卒業しようが、人生のなかで多くを学び、数多くの人が素晴らしい人となりました。

 

問題は嘘をつくことです。履歴の嘘の中には、嘘をつく人の、今回の場合は、伊東市長の心の中にある大卒の方が優れている差別の心を感じます。私は、それを許すことができません。愚か者です。

 

また、前橋市では、市長が、不適切な場所での部下との会合で問題になっています。もし、これが、教育関係の職員だったら、例えば校長や私だったら、どんな言い訳をしても、辞任するしかないほど愚かなことです。それでも、居座る市長、何を考えているのでしょうか。

 

また、今回の自民党の総裁選では、私の住む神奈川県の牧島という議員が、利益誘導にも当たる、ネットでの不適切な書き込みを誘導したようです。本人も認めています。次の首相をほぼ決める総裁選でのこの不正行為は、通常の公的選挙ならば、公選法違反です。牧島議員は、法的には、無罪でしょうが、まずは、議員辞職すべきことでしょう。愚かすぎます。

 

高市、あえて呼び捨てます。危険な人です。ゆとりと優しさがない。アメリカのあの愚かな男と、なにかだぶります。私は、力の政治ではなく優しさの政治をの染んでいます。

 

困った時代が、始まりました。

でも、それを選択したのは、多くの国民です。哀しいことに。