2024.10.23
子どもたちへ No.1
今、子どもたちが苦しんでいます。いじめ、リストカット、自殺、薬物乱用、援助交際、非行、犯罪・・・。子どもたち、君たちの回りに苦しんでいる友だちはいませんか。君たち自身が、苦しんでいませんか。
私の元には、日々数百通のメールが届きます。特に、金曜日と日曜日の夜には普段の倍以上の、「死にたい」、「助けて」、「いじめられてる」、「虐待されてる」、「薬物が止められない」、「リストカットが止められない」、「助けて」というメールが届きます。この20年で、日本全国の子どもたちから120万件、のべ60万人の子どもたちからの悲鳴が届いています。
私は、夜眠らない子どもたち、すなわち夜の世界で非行や犯罪を繰り広げる子どもたちと、この34年生きあう中で、すでに99名の子どもたちを薬物の魔の手によって失っています。また、この20年の、夜眠れない子どもたち、すなわちいじめや親の虐待などで苦しむ子どもたちと生きあう中で、300名の子どもたちを自殺、事故死、病死、殺人によって失っています。
私は、君たち多くの子どもたちが、夜眠れずに苦しむのは、当たり前だと考えています。今、私たち大人が作ってしまったこの社会は、とてもいらいらしていて攻撃的です。多くの大人たちですら、そのストレスからこころを病んだり、死を選んでしまっています。大人ですら、こんなに生きにくい今の社会は、君たちにとっては、さらにつらいものでしょう。今、日本で、多くの子どもたちが、家でも学校でも、毎日追いつめられています。「こんなこともできないの」、「なにやってるの」、「ほんとに困った子ね」、「この点じゃ高校いけないぞ」、「しっかりしろ」・・・、日々君たちの回りを厳しいことばが取り囲んでいます。哀しいことです。
そして、多くの子どもたちが、日々のいらいらの中で、誰かをいじめることで鬱憤を晴らしたり、ふてくされて夜の世界に入ったり、こころを閉ざして不登校になったり、あるいは、自らを傷つけ死へと向かっています。哀しいです。
子どもたち、すべての子どもたちにお願いがあります。こんなつらいときだからこそ、回りに優しさ配りませんか。親のために、先生のために、何より友だちのために、優しさを配り、何かをしてみませんか。きっと「ありがとう」ということばが返ってきます。それが、君たちの、君自身の明日のための大きな力になります。
