2020.01.25
今を苦しむ子どもたちへ
昨夜、関わっている一人の少女が、自ら命を絶ちました。哀しいです。何もできなかった。相談を受けてからわずか一日でした。
今日は、今を苦しむ子どもたちへの緊急メッセージを書きます。
今、日本の子どもたちが苦しんでいます。君たちはどうですか。いじめ、不登校、ひきこもり、リストカットなどの自傷行為、自殺、非行、援助交際、薬物乱用・・・。私のもとに日本中の数え切れないほどの子どもたちから、日々相談のメールが届きます。その数は、すでに100万件を超えました。そして、哀しいことに、私がメールでの相談を始めてから約16年で、確認できただけで240名の尊い命が失われました。
なぜ、日本の多くの子どもたちが、親や先生たち、多くの大人たちが、ぐっすりと眠っている夜、暗い部屋で暗い街角で明日を見失いこんなに苦しんでいるのでしょうか。私は、この理由は、私たち大人が作ってしまった今の社会の攻撃性、いらいらにあると考えています。子どもたち、君たちは、家庭や学校で誉められた数と、叱られた数、どちらが多いですか。ほとんどの子どもたちは叱られた数が多いはずです。
人は日々、叱られ続けたらどうなるでしょう。「もうどうなってもいい」と夜の世界に入りますか。「私は、駄目な人間だ」と明日を捨てて、引きこもったり、自らを傷つけたり、死を考えますか。あるいは、一時的な救いを薬物に求めますか。肉体ねらいの大人の甘いことばにを身をあずけますか。だれかをいじめることで、その鬱憤を晴らしますか。私は、これが今の子どもたちの現状だと考えています。
子どもたち、君たちは、宇宙に一つしかない尊い花の種です。君たちの仕事はその種を一生の中で自分の手で咲かせることです。君たちは、とても、敏感、そして繊細です。一人の大人に裏切られると「おとななんて」、一人の先生に裏切られると「先生なんて」、一人の友だちを失うと「私は一人、死にたい」、そう考えがちです。でも、大人を何人いますか、先生は・・・、友だちは何人作れますか。お願いです。裏切られても、つらい思いをしても、それでも大人や先生、多くの周りにいる子どもたちをもう一度信じてくれませんか。泣いていい、叫んでいい、救いを求めてくれませんか。
子どもたち、私は、すでに63年生きてきました。君たちの何倍も生き、何十倍何百倍の人たちとふれあってきました。人間は、捨てたものではありません。君の周りには、多くの君を守ってくれる人たちが、君の救いを求める声を待っています。まず、救いを求めてください。必ず、明日が来ます。
