2019.12.23
親子関係
一人のお父さんから私に届いたメールをそのまま紹介します。
「今日、先生の講演を聞きました。先日私の子どもがリストカットをしている事、ドラッグをやったことを話してくれました。家庭内の問題や学校での出来事が、彼女を苦しませていました。私は、今まで、子どもが言うことを聞かないと、いつも子どもを強く叱り、ひっぱたき、どなっていました。最悪の父親です。見返りも当然来ました。突然が金髪、腕にはタトゥー。家出を繰り返し、その後行くところがなくなり、我が家に戻ってきても、またどなり、たたいてきました。そりゃぐれますよね。今日、先生の講演を聞いて心洗われました。自宅に帰る途中理容室に行き髪を丸めました。帰宅し、一番に娘の部屋へ行き土下座しました。ごめんね、お父さん間違ってた!ごめんね、ごめんね、と何度も、何度も言いました。初めは、今さらなによという顔をしてましたが、次第に目から一粒、また一粒と涙が落ちて来て、最後には号泣してしまいました。私も号泣しながら、娘から、娘を苦しめていたいろいろなことを聞きました。何でもっと早く気付いてあげれなかったんだろう、なんであの時、優しくしてあげれなかったんだろうと、後悔ばかりです。思い返せば、仕事ばかりで子どもの事はそっちのけの日々でした。悪いのは子供でなく、間違いなく私です。今から子どもと、久しぶりに、二人きりでご飯にいきます。なにか緊張します。久しぶりに子どもの顔をまじまじと見たら、やっぱりかわいい我が子、かわいいです。こいつのパパで良かったと、実感しました。今日は、人生の分岐点になりました。パパは、お酒飲むから、バスで行こうと、子どもがいってます。今日、子どもがお酌してくれるビールは、間違いなく世界一のお酒でしょうね。髪は金髪、腕にはタトゥーの、誰が見ても最悪と見られる娘は、私の誇りです。悩みを解消した心を持つ娘は、輝きに溢れてるような気がします。娘の事を誰がどう言おうと、私は娘の味方である事を誓います。今日は本当にありがとうございました」
私は今まで、数え切れないぐらい、親子の関係が崩壊してしまった子どもたちや親からの相談を受けてきました。また、そこに関わってきました。そんな中で、気付いたことがあります。ほとんどのケースで、親子ともに本当はお互いのことが大好きなのに、素直になれず、つっぱってしまっていることです。親が、「ごめんね」と一言言えば、子どもが、「助けて」と一言言いさえすれば、お互いのこころが通じ合うのに、その一言が言えない。みなさんはどうですか。
