夜回り先生 水谷 修
公式ブログ

Osamu Mizutani Official BLOG

ベネズエラについて

アメリカが、というよりトランプが、軍を動かしベネズエラの大統領を拘束し、アメリカに移送し裁判にかけています。その理由は、表面的には理解できないことはありません。

 

ベネズエラのマデゥロ大統領は、民主派の人たちを弾圧し、また、ドラッグのアメリカへの密輸を容認し、巨額の利益を得ていることは、間違いないでしょう。確かに悪人のようです。

 

しかし、アメリカが、ベネズエラにこのような形で武力で介入することは正しいのでしょうか。これは、内政干渉という国際法に違反する行為なのではないでしょうか。

 

例えば、私たちの隣国、北朝鮮は、国際的決まりに反して、核開発を行い、核弾頭や弾道ミサイルを開発、所持しています。しかも独裁国家で、国民の生活は、私たちと比べれば悲惨なものです。だからといって、北朝鮮の金正恩を拉致することは正しいことでしょうか。

 

いかに私たちが、悲惨だという国があっても、その国を変えることは、その国の国民がすべきことではないのでしょうか。いかに時間と犠牲があったとしても。

 

どうぞ、リビアのカダフィーやイラクのフセインが、アメリカの軍事介入によって倒された時を思い出してください。国際社会は、それが良いことのように考えました。しかし、現実は・・・。今の状況を見てください。更なる国内の混乱を招いただけです。

 

この問題について、日本政府も、日本のすべての政党も、きちんとした発言をしていません。マスコミも。

 

私は、それを怖れています。

 

かつて、日本が、朝鮮半島や中国、アジア諸国に対して行った侵略と同じ事を今アメリカがしようとしているように私は思います。

 

このままでは、国際連合も空中分解し、次なる大戦が起きるような気がします。

 

今こそ、日本政府とすべての政党は、アメリカのこの暴挙をきちんと批判し、止めさせるべきです。