私たち大人には、
すべての子どもたちを笑顔に、
幸せにする義務があります。
子どもたちは、
私たち大人からの助けを
待っています。
私たち大人には、
すべての子どもたちを笑顔に、
幸せにする義務があります。
子どもたちは、
私たち大人からの助けを
待っています。
プロジェクトに込めた想い
今年、70歳になります。
これまで36年間、私は夜の街に立ち続けてきました。
日本で一番荒れていると言われた夜間定時制高校に赴任したことがきっかけでした。
教室でどれだけ向き合っても、
多くの生徒たちが夜の世界に沈んでいく現実がありました。
「待っているだけでは救えない」
そう思い、夜10時から朝まで、横浜の街を歩き始めたのが、夜回りの始まりです。
それから36年。
関わってきた青少年は105万人以上。
相談メールは150万通を超えました。
それでも――私は、102人を薬物で、303人を、こころの病によって失いました。
一人の死のたびに、「なぜ救えなかったのか」と自分を責め続けてきました。
それでも続けてこられたのは、
「先生、ありがとう」
「昼の世界に戻れました」
そう言ってくれる子どもたちがいたからです。
長年の活動の中で、確信したことがあります。
子どもたちは、問題が起きてからではなく、起きる前に出会うことで、守ることができる。
そのために最も効果があったのが、学校での直接の講演でした。
講演後、
「薬物に近づかない」
「もう一度がんばってみる」
「生きてみようと思った」
そんな声が、数えきれないほど届いています。
しかし今、学校の予算では、講演を実施したくてもできない現状があります。
私はこれまで、自費を使いながら講演を続けてきましたが、その資金も限界に近づいています。
そして、私は今年70歳になります。
残された時間の中で、一人でも多くの子どもたちに、直接、命の話を届けたい。
このプロジェクトでは、全国100校での講演実施を目指します。
一つでも多くの学校に、
一人でも多くの子どもたちに、
命の話を届けたいと思っています。
それが、未来の誰かの人生を守ることにつながると信じています。
子どもたちの未来のために。
どうか、力を貸してください。
皆様から託していただいた想いを胸に、私は歩き始めます。
夜回り先生
水谷修
Preface
OSAMU MIZUTANI
この町で、この国で、この世界で、
たくさんの子どもたちが、笑顔を忘れ苦しんでいます。
世界を見れば、戦争や飢えで多くの子どもたちが苦しみ、
この国でも、いじめや虐待、 引きこもりやこころの病で、
たくさんの子どもたちが苦しんでいます。
いのちや人生を失っているこどもたちもたくさんいます。
一人の子どもが、笑顔を忘れ涙を流すことは、
私たち大人全員の恥であり、
私たち一人ひとりの恥です。
一人の子どもが、いのちを失うことは、 私たち大人全員の罪であり、
私たち一人ひとりの罪です。
私たち大人には、
すべての子どもたちを笑顔に、幸せにする義務があります。
子どもたちは、私たち大人からの助けを待っています。
水谷 修
プロフィールはこちら >水谷 修/著作
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