2021.03.11
東日本大震災から10年を迎えて
10年前の今日、3月11日午後2時46分、東北を中心とした東日本が大きな地震に襲われました。地震、津波そして原発事故、多くの尊い命が奪われました。
私も何人かの教え子、多くの知り合いを失いました。
私は、あの日、テレビ番組の収録で、比叡山延暦寺の山下にある誕生寺にいました。地震の一報で、収録は中止、すぐに大津市まで送ってもらい、レンタカーを借りて、神奈川県葉山の事務所まで戻りました。
ともかく一刻も早く被災地に行き、どんな支援が必要か動きたいという思いを抑え、ひたすら支援に動きました。京都からは、門川市長の英断で、救急隊員や消防隊員が重機と共に向かいました。また、花園大学の学生や京都の仏教系の大学の学生たちも、ボランティアとして現地に数多く向かってくれました。真言宗、曹洞宗、臨済宗の若い僧侶たちが、弔いのために数多く被災地へ向かい、被災者に寄り添ってくれました。私自身も、多くの日々を被災地で過ごし、多くの方々と出会い、語り合ってきました。
あれから10年、あっという間に過ぎました。釜石、気仙沼、石巻、郡山を拠点として、数多くの学生や教え子たち、関わってきた若者たち、仲間の音楽家や医師などの専門家たちの力を借りて、支援を続けてきましたが、未だ不十分だと感じています。
今日を区切りとせず、未だ多くの人たちが苦しんでいる現状を一日も早く解決できるように支援を続けていきます。
亡くなった方々に祈りを捧げると共に、今を苦しんでおられる人たちに、これからも傍らに立ち続けることを誓います。
