2021.01.01
而今
而 今 ( に こ ん )
明けましておめでとうございます。昨年は、お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。
昨年は、新型コロナウィルス感染拡大の中で、三月以降は、講演会もほとんど中止となり、大学の授業も、リモート授業となりました。思えば、私の六四年の人生で、最も動くことのない日々を過ごしました。
そのおかげで、たくさんの事を深く考えることができました。そして、今日を明日のために使うのではなく、ただ、今日を大切に生きる(而今)このことの大切さを学びました。過去は、考えても語っても意味がありません。変えることはできないのですから。また、未来を語ったところで、それもどうなるのかわかりません。でも、今、まだ、私は生きています。その今を、自分ができることを精一杯生ききる。それが、人間として生まれた私自身の分だと思います。
止まない雨はありません。今年中には、この問題も解決に向かうことと思います。そうなれば、また日本中を講演で回ります。
今年は、花園大学と上智大学で教壇に立ちます。学生たちとの出会いが楽しみです。
また、新しい本、「たかがニュース、されどニュース—報道から見た今の日本」(仮題)を四月には出版いたします。面白い本です。ぜひご一読ください。
二〇二一年 元旦
水 谷 修
