夜回り先生 水谷 修
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急速に拡がる青少年の薬物乱用

新型コロナウィルス感染拡大の中で、青少年の薬物乱用が急速に拡がっています。

私のところにも、高校生、大学生、20代の若者たちからの相談が、増え続けています。乱用薬物も、相談件数が一番多いのは、大麻ですが、覚せい剤についても増え続けています。

 

この背景には、違法薬物の密売元である暴力団が、資金難になっていることがあります。彼らの、主に資金源は、総会屋、地上げ介入などの企業暴力。みかじめ料、示談介入などの民事介入暴力でしたが、これは、現在「暴力団新法」によって厳しく取り締まられています。

そして、その資金源が、「オレオレ詐欺」などの高齢者対象詐欺に移行しましたが、これも、現在警察が必死に取り締まりをつつけています。

残る資金源は、風俗店や飲食店からの「みかじめ料」、売春、薬物となります。しかし、この新型コロナウィルス感染拡大の中で、「みかじめ料」も思うように集めることができず、売春からの収益も激減しています。その結果、薬物を資金源として密売を拡大しています。

 

若者たちも、リモート授業やリモートワークなどで自宅にいる時間が増え、そんな閉塞的な状況から、ネットで密売を知り、興味本位で乱用に走るケースが、目立っています。

 

そして、乱用を繰り返し、自分の力とお金ではどうしようもなくなり、相談してきます。

 

このような中、危機感を抱いた、大学や高校、中学からの講演依頼が増えています。大学の場合は、「teams」や「zoom」を使用したリモート講演となりますが、高校、中学の場合は、直接の講演会です。12月、1月はじめと、いくつかの学校を回ってきます。

 

何とか、若者たちを薬物の魔の手から守らなくてはなりません。そのためには、薬物、ドラッグの本当の姿と知識をきちんと若者たちに伝えることが必要です。