夜回り先生 水谷 修
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Osamu Mizutani Official BLOG

重い相談が続いています

新型コロナウィルス感染拡大とその影響で、仕事やアルバイトを失った大学生、若者たちや若い女性たちからの生活相談が増え続けています。特に、人材派遣で働いていた人たちが多く契約解除されているようです。

 

今現在も、飲食店や宿泊施設の閉鎖や倒産は続き、多くの人が生活の基盤を失っています。その一方で、それらの業種の収入を支えていた海外から日本への観光客の増加すなわちインバウンドが、まだまだ年単位で期待できない現状です。多分その復活には、数年の年月が必要でしょう。

 

こんな現状ですが、アメリカやヨーロッパ各国と比べれば、まだまだその被害は小さいといえます。今日は、私は、アルバイトや求職の状況を調べましたが、働く人を求めている会社はたくさんあります。

私のところに相談してくる人たちには、ともかくこだわりを捨てて、まずは働いて収入を得ることができる場所を探すように伝えています。

 

このような状況の中で、政府の対応はまったく評価できません。確かに場当たり的に、様々な現金給付や税金猶予などの政策は打っていますが、それはあくまで場当たり的なものにすぎません。このような状況が、続くことを前提とした、中長期的対策がまったく行われていません。「Goto ・・・」で、飲食や宿泊、交通などの関係業界に税金を使うことは、一時的に、その関係業種を救済することにはなるでしょうが、このような状況が一年、いや二年続いたらそれも砂に水をまいたの同じ事になってしまいます。それ以前に、「Goto ・・・」の恩恵を受けることができるのは、ある程度安定した生活をおくることができている国民だけではないでしょうか。

 

ただでさえ、分厚い中流階級が、1991年のバブル経済崩壊後、崩壊し、貧困家庭が急増している現在、その対策をおろそかにすれば、更なる貧困を生み出し、国民の中での貧富の差が拡大してしまいます。今現に拡大しています。

 

菅新内閣が誕生してから、菅総理の口から、直接この問題に対する発言はほぼありません。彼は、何を考えているのか、何を今してくれるのか、それが見えません。彼の国民のための政治家としての実績や力量も、まったく読めません。恐ろしい時代がはじまったようです。

 

私に、もっと力があれば何かできるのでしょうが、私は、64年そのような力を手にすることを嫌い、離れて生きてきました。私に今できることは、悩んでいる人や困っている人にただ寄り添うことしかありません。残念です。