夜回り先生 水谷 修
公式ブログ

Osamu Mizutani Official BLOG

学校に行けない子どもたちが増えているようです

7月頃から、学校に通えなくなってしまった小学生、中学生の親たちからの相談が増えています。

 

3月からの学校の休校の中で、生活が不規則になり、昼夜逆転。ゲームやネットにはまってしまい、6月から学校がはじまっても、通うことができなくなった子どもたち、また、休校までは、何とか学校に通っていたけれど、3ヶ月以上、学校が休校となり、しかもその間に進級や進学により、新しい環境に替わり、それに適応できず、心を閉ざし引き込もっとしまった子どもたち、その親たちからの相談です。

 

この相談件数から見て、どうもこの新型コロナウィルスの影響で、不登校児童生徒の数が、急激増えているように見えます。

 

現在、不登校児童生徒については、日本全国各地に「適応指導教室」を設置し、まずはそこに通うよう指導し、そこから在籍校への復帰ができるようケアしています。しかし、少なくない家から出ることのできない児童生徒については、各学校や担当教員の対応にゆだねています。その結果放置されてしまうケースも目立ちます。

 

そこで、私から提案があります。

 

まずは教科書出版をしている出版社にです。ぜひ、それぞれの教科書のリモート授業用の映像とノートを作って欲しい。各教科書1年分の授業を、1校時分ずつ、専門の教員が授業をする映像とその授業に参加しながら仕上げていくノートを、教材として製作して欲しいのです。

 

そして、各教育委員会、文科省は、それを買い取り、希望する児童生徒に、無料で配信、配布して欲しい。そうすれば、今回のような長期にわたる休業中も、家庭で、PCやスマホを使ってすべての児童生徒が、学習することが出来、また、学校に通うことのできない児童生徒も、家庭で各教科の指導を受けることができます。具体的な授業内容に対する質問や到達度の確認のための試験については、その児童生徒が在学する学校の教員が対応できます。

 

この体制ができれば、「不登校児童生徒」は、「在宅学習児童生徒」となり、将来の社会参加、社会的自立、就労のための最低限の教養を身につけることができます。

 

学校に行かなくても、自宅で学ぶこともできるという選択肢を設定することは、多くの学校に通うことのできない子どもたちにとって、大きな支えとなります。