2020.05.20
規則を守る
私の元に「学校を辞めたい。規則が厳しいから・・・。髪を染めたり、化粧をするだけでうるさく言われる。うざったい」こういうメールがよく来ます。確かに、「規則」いやなものです。本来何をすることも、自由に自分の意志で決めることが出来るはずの私たちを、厳しくしめつけます。私たちの周りには、憲法から始まり、さまざまな法律、学校の校則や家庭のきまりなど、規則があふれています。そして、それを破れば、さまざまな罰を受けることになります。こんな「規則」がなければと思うことは、君たちにもあるでしょうし、もちろん、私にもあります。
でも、私たちの社会から「規則」がなくなり、何でも自由にできるようになったら、どうなるでしょう。交通ルールがなくなったらどうなるかを考えてみましょう。信号もなくなり、スピード規制も、一方通行もすべてなくなったら、どうなるでしょう。まずまちがいなく、日本中が事故だらけ、死人だらけになります。もしかしたら、君自身が暴走する車にひかれるかもしれません。君の大切な家族や仲間が死んでしまうかもしれません。また、学校の校則や家庭のきまりがなくなり、学校は行っても行かなくてもいい、家では、ゲームを使用が音楽を聴こうが何をしてもいい、夜遊びも。こうなったら、、君たちはどうしますか。きっと多くの人たちが、今の自由におぼれ、明日を失ってしまいませんか。もし、人を殺しても、人のものを自由に奪っても良くなったら、どうなるでしょう。君たちはうれしいですか。自分の好きなゲーム機やマンガ、洋服、いろいろのものを自由に万引きして自分のものにできるから。でも、きっとできません。銃や刃物を持った大人たちが、すべてを奪っていくでしょう。
私たちがみんな自由に好き勝手なことをしてしまったら、私たちの社会は滅びます。一部の権力や暴力を持った人たちがすべてを支配してしまいます。なぜ私たちの社会に「規則」が必要なのか、わかってもらえましたか。それは、私たち一人ひとりの人間を、特に高齢者や君たち子どもたちを守るためになのです。また社会に生きる全ての人が、できる限りお互いを傷つけることなく共に生きていくことができるようになのです。
みなさん、社会や学校や家庭の「規則」きちんと守りましょう。「規則」の中でもどもたちに対して作られた「規則」は、多くの大人たちが、子どもたち一人ひとりを守り、子どもたちが素晴らしい明日を作るようにと、心を痛めて作り上げたものです。
今回、私は、こんな偉そうなことを書きましたが、それには理由があります。この国で、もっとも大切に規則は、法律です。私たちを守ってくれるとともに、それを犯せば罰せられます。
この法律は、唯一、私が選んだ私たちの代表である国会議員が、国会で作り変更することのできるものです。
それが、検察官の定年延長の問題にしても、その他の問題にしても、政権によって恣意的に彼らの利益に適合するように変えられようとしています。法は、本来、権力者の暴走を抑え、国民すべてを、特に社会的弱者である立場の人たちを守るためにあるべきものです。それが、今揺るいできています。長期政権による傲慢化、完全多数派である与党自民党の暴走、安倍首相とその取り巻きたちの自分たちへの利益誘導、様々な理由があるでしょう。でも、それは、絶対に許してはいけないのです。
