夜回り先生 水谷 修
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Osamu Mizutani Official BLOG

夜は恐ろしい時間

今は、新型コロナウィルスの感染拡大の中で、子どもたちも、多くの大人たちも、自宅で閉じこもっています。そのような中、昼夜逆転の生活をしている子どもたちも多いようです。

子どもたち、夜電話をしたり、メールをしたりしていませんか。子どもたち、気付いていますか。夜、話をしたり、メールで語り合うことの危険性を。夜は、人間は夜行性の動物ではありません。夜は、人間にとって本来寝る時間であって、ものを考えたり、行動する時ではありません。

子どもたち、夜は恐ろしい時です。人をその暗さが不安にさせ、そして感情的にします。昼間の哀しみを思い出せば、何十倍もの辛さになっておそってきます。昼間の怒りも、何十倍になって跳ね返ってきます。寂しさも、つらさも・・・。

子どもたち、その夜にメールを打ったり、誰かと携帯電話で話したりすれば、落ち着いて話すことはできません。考えてごらんなさい。なぜ、本当は眠るはずの夜の時間にメールや電話をするのですか。きっとそれは寂しいから、つらいから。こころが感情的になっているから。そして、救いや癒しを求めて連絡しているはずです。でも、相手も同じではないでしょうか。眠くて話なんかしたくない。あるいは、その人自身が寂しくて哀しくてつぶれそうになっている。そんな時に、きちんと想いを伝え話し合うことができますか。結局は、お互いの感情が同期しあって、哀しみやつらさが何倍にもなってしまったり、感情がぶつかり合ってお互いを傷つけあってしまうことになります。

そうだ、子どもたち、お母さんやお父さんに聞いてみてくれませんか。若い頃に夜ラブレターを書いたことがありますかと。そして、夜書いたラブレターを朝読んだらどんな風に思いましたかと。きっとこう答えてくれます。あんまり感情的で激しくて恥ずかしくなったよと。子どもたち、私だってそうなんですよ。私は、作家、ものを書く人間です。でも、夜にはできるだけ書くことを止めています。夜に亡くした子どものことを書けば、書いた一言ひとことの中に、抱えきれない哀しみや怒りが書き込まれていきます。つらくて読めないものしか書けなくなります。

子どもたち、お願いです。夜、携帯電話でだれかと話したり、メールをすることを止めてくれませんか。夜は、携帯電話をお母さんに預け、そして哀しいときつらいときは、何かこころに残る本を読んでみませんか。あるいは、歴史に残る美しい映画を見てみませんか。きっとその本や映画の感動が、昼に読んだり見たりするときより、何倍にもなってこころを洗ってくれます。そして、やさしい落ち着いた眠りをもたらせてくれます。子どもたち、お願いです。夜は、人と人とが触れ合ってはいけない時間です。眠ろう。

 

追伸

 

実は、今日の午後、ビデオ撮影をしました。来週から始める予定のユーチューブ用の撮影です。

一回、15分程度で、みなさんに私からのメッセージを伝えることができればと考え、その準備に入りました。

楽しみにしていてください。