夜回り先生 水谷 修
公式ブログ

Osamu Mizutani Official BLOG

今夜も厳しい夜です

もうすぐ、午前二時です。今夜もたくさんの子どもたちからの相談が続いています。

その多くは、「死にたい」のメールです。

今は、日本中の学校が休校中です。いじめや友人との関係から追い詰められる子どもたちからの相談はほとんどありません。

今相談してくる子どもたちの多くは、家庭、特に親との関係からの相談です。

 

そんな子どもたちにお願いがあります。今は、日本、いや世界中が、新型コロナウィルスの感染拡大の中で異常な状況となっています。たくさんの人が感染し、そしてたくさんの人が亡くなっています。多くの人たちは、仕事を失い、仕事は失わなくても、収入が減り、明日の暮らしに悩んでいます。当然、こんな状況ですから、みんながいらいらしています。当然、君たちの親もです。そのいらいらが、君たちにぶつけられています。

 

でも、考えてみてください。このような状況が永遠に続くわけがありません。いずれ、収まります。それまでの我慢をしてくれませんか。また、今子どもたち君たちがすべきことを考えてくれませんか。

 

こんな時だからこそ、遊びやゲームでネットで自分の時間を無駄に使うのではなく、勉強してみませんか。勉強は、教わるだけが勉強ではありません。自分一人でたくさんのことを学ぶことができます。

 

私は、中学二年生の時、担任の教員からの暴力で学校に通うことを止めました。親を心配させないように、朝はいつも通り家を出て、そしてそのまま図書館に。夕方まで、ひたすら勉強と読書。夕方は、そのまま家に戻りました。そして、家でも、ただひたすら勉強をしました。そして、試験の時だけは登校し、すべての教科で満点を取りました。それが、当時の幼い私の中学校への唯一の復讐でした。多分、あの当時、一日15時間は勉強していました。そしてたくさんの本を読んでいました。それが、今の私のすべての根源となっています。

 

「虐められた」だから逃げる。学校に行かない。それでいいんです。「親から虐待されている」だから逃げる。助けを求めて親と離れる。それでいいんです。「貧しい」だから逃げる。人とつきあわない。孤立する。それでいいんです。

でも、問題はそのあとです。

だから、家で何もせず、ただネットの世界に救いを求める。夜の世界に救いを求める。薬に救いを求める。これは違います。

だから、苦しみを知っているからこそ、明日のために、学ぶのです。今を明日のために使うのです。

 

これを考えてみてください。