2020.04.26
人のために生きる
昨日は、今まで、関わった子どもたち、若者たちからもらった手紙を整理し、読み直ししていました。そんな中で、本当に嬉しい手紙を、今日は紹介します。
「中学の頃にお世話になったものです。水谷先生は沢山の子供と接していますから忘れていますよね。ただ、どうしても伝えたい事があり連絡しました。先生に電話で励まされたこと、メールで受け入れてくれたこと、それが無ければ私は夜の世界に今もいたと思います。今、大学4年になってはいません。ありがとう。今でもカウンセリングを受けながら大学に通って塾講師としてバイトをしています。どんな生徒でも可愛い。そして夢ができました。昨年、病気治療のため休学していたので再来年の4月に卒業予定です。
夢は指定大学院に2年間行き臨床心理士になる事です。なってみせます。教育学部にいる人間には臨床心理の知識がないと言われてもなってみせます。臨床心理士になって誰かを救うとかそんな大きな事は考えていません。病院で働き悩んでいる人の話を聞き、ただそばにいたい。1人じゃない、生きていていいと私と触れ合うことで思ってくれたら幸せです。これは、先生から。学びました。水谷先生、夢や希望を与えてくれありがとう。夜の街から抜け出させてくれて、自殺未遂して入院した私を受け入れてくれてありがとう。
本当にありがとう」
私のもとには、多くの今を悩み、苦しんでいる子どもたちからの相談がきます。特に、この新型コロナウィルスで、国全体が閉塞的な状況になってからは、その数が、増え続けています。
「死にたい」、「いじめたやつを、殺してやる」、「今から死にます」、このような切羽詰まったメールも、毎日数限りなく届きます。
私は、必ず、こう返事を書きます。
「水谷です。人のために何かしてごらん。返ってくるありがとうのことばや、優しさが、君の明日を拓きます。君の生きる力になります。自分の今と、自分のことだけを考えることを止めて、人のために、だれかの笑顔のために生きてごらん」
みなさん知っていますか。今、雨が降っていても、今、空が曇っていても、その向こうでは、いつも太陽が輝いていることを。止まない雨は、ありません。晴れない曇りもありません。今が、どんなにつらくても、生きてさえいれば、そして、人のために、だれかの笑顔のために、生きれば、必ず、幸せが返ってきます。
