2020.01.01
冬来春不遠
明けましておめでとうございます。
私が、夜の世界で子どもたちと関わりはじめて、三十年の月日が流れようとしています。残念ながら私の力不足で、すでに三百四人の命を失いました。哀しみと後悔の中の三十年でした。しかし、たくさんの子どもたちが、夜の世界から昼の世界に戻り、彼らなりの幸せを手にしています。彼らから届く「ありがとう」のことばが、私の力でした。
今、日本は、岐路に立たされています。世界のグローバリズムの限界の中で、限られた富を政府主導の下で分け合い「分相応」の生活を国民全員で幸せに生きる国になるのか。あるいは、「弱肉強食」の競争社会で一部の富をごく一部の人たちが独占し、それに伴い、多くの国民特に子どもたちが貧困に苦しむ国になるのか。
今年も、私は、「夜回り」を続けます。また、子どもたちからのいのちの相談を受け続けます。私にできることは、夜の世界の子どもたちを一人でも多く昼の世界に戻すことです。
二〇二〇年 元旦
