2026.02.16
「先生、消えたい」
私は、2004年に「水谷青少年問題研究所」を作り、メールや電話での子どもたちからの相談を受け続けてきました。
私のもとに届く最も多い子どもたちからの叫びは「先生、消えたい」、「先生、死にたい」でした。
先日、「先生、消えたい」というメールが届きました。彼女は、中学三年生。学校でのいじめ、親からの受験のプレッシャー、もうすぐ来る受験。その苦しみの中で、ほとんど、夜眠ることができなくなり、彼女の心とからだはもう限界でした。「「親には心配かけたくない」。「担任の先生にも迷惑かけたくない」
彼女は、まじめで、やさしい少女でした。「高校は、行かなくてもいいし、いろいろな道がある。でも、一番大切なのは、君の命。生きていること。先生にとっては、それが大切。君が生きていてくれれば、それでいいんだよ。明日を一緒に考えていこう」このことばに、少女は泣いていました。
子どもたちにとって、つらい時代です。まじめな子ほど、やさしい子ほど、いじめられたり、追い込まれていく。そして、やさしすぎてその苦しみを周りに伝えられず、自分の心を壊してしまう。回りの大人たちは、それに気づいていない。
そして、さらに悩み。苦しみ、市販薬の濫用(OD)やリストカットで、何とか生きぬいています。
このような相談が続いています。
「消えたい」、「死にたい」は、子どもたちの最後のSOSです。
