2026.02.15
今、子どもたちは
この二十年、少年犯罪は激減し、深夜徘徊する子どもたちも減っています。「夜回り」をしても、新宿のトー横裏や大久保公園、名古屋の栄の公園、大阪のグリ下さき、福岡の警固公園周辺などのテレビで報道される有名な場所以外では、ほとんど子どもたちと出会うことはなくなりました。ただし、先ほど書いた場所では、心を病み、リストカットやODを繰り返す子どもたちの保護に動かなくてはなりませんが。
その一方で、私の元にくる相談メールは、「死にたい」、「消えたい」など深刻な内容のものが増えています。
非行に走る子どもたちの数は、急減していますが、その一方で心を病み、明日を見失い苦しむ子どもたちが増え続けています。
この背景には、私たちの社会が、優しさを失いイライラした社会となっていることがあります。また、子どもたち自身が、日々、仲間や大人と直接触れあう機会を失い、また自ら拒否し、一日の多くの時間をSNSなどの仮想空間での人間関係の中で過ごしていることがあります。
不登校や引きこもり、リストカットやODなど、生きる力の弱い子どもたちが増えています。
また、学校にも普通に通い、何の問題もなさそうな子どもたちからの、深刻な相談も続いています。心は、子どもたち自身が、自ら語ってくれなければ、その実際の状況を知ることはできません。でも、今多くの子どもたちは、直接の親や先生たちとの触れあいの中で、心を閉ざしています。その一方で、見えない相手に対しては、いとも安易にSNS等でそれを語っています。
私は、そんな子どもたちに、生きることの意味と命の大切さを、講演を通して直接語り続けてきました。また、今、一人でも多くの子どもたちに伝えたいと考えています。
