夜回り先生 水谷 修
公式ブログ

Osamu Mizutani Official BLOG

子どもたちへ No.18

 私の元には、こころに苦しみや悩みを抱える多くの子どもたちから、相談のメールが届きます。多い日には、百本を越えるメールが届きます。

 

 その相談メールのほとんどが、深夜の午前零時以降に集中します。この子どもたちに共通しているのは、暗い夜眠ることができず、一人暗い部屋で苦しみ悩んでいることです。

 

 私たち人間は、もともと夜行性の動物ではありません。本来、昼の明るい太陽の下で、語り合い、働き、愛し合い、ものを考えるようにできている動物です。私たち人間にとって、夜は、からだや頭を休め、眠るための大切な時間です。また暗い夜は、私たちに人間にとって、非常に恐怖を感じ感情的になってしまう時間でもあります。

 

 私が、この「夜眠れない子どもたち」、夜悩み苦しむ子どもたちに書く返事に、共通していることがあります。それは、「昼の太陽の下で、からだを動かすこと。人のために何かすること」です。

 

 子どもたち、なぜ、こころの苦しみや悩みを抱えている人は、夜眠れないのでしょう。それは、こころやあたまが疲れているのに、からだが疲れていないからではないでしょうか。それならば、昼明るい太陽の下で、目一杯体を動かし、そうしてからだを疲れさせれば、夜はぐっすりと、嫌なことを考えることもなく、悩むこともなく眠ることができるのではないでしょうか。

 

 しかも、からだを誰かのために動かせば、例えば、お年寄りの手助けをしたり、家の周りや学校の周辺のゴミひろいをしたりすけば、きっといや必ず、誰かから「ありがとう」という感謝のことばが帰ってきて、そのことばが、悩んでいる子どもたちの、明日を生きる力になるのではないでしょうか。「自分は、必要とされている人間なんだ」と。

 

 これを読んでいる子どもたちの中には、今多くの苦しみや悩みを抱えている子どもたちも多くいると思います。子どもたち、太陽の下をいつ走り回りましたか。太陽の下でいつたくさんの汗を流しましたか。

 

 子どもたち、からだとこころは、実は深い深い関係があります。今の時代、君たち子どもたちだけでなく、多くの大人たちも、これを忘れています。そして、狭い部屋に閉じこもり一日中あたまやこころ使い、疲れ切っています。からだを疲れさせてみませんか。夜、ご飯を食べお風呂に入ったら、もう眠くてたまらない。そのぐらいからだを疲れさせてみませんか。きっとそれが、君たちのこころやあたまのもやもやを吹き飛ばしてくれます。

 

 水谷から、子どもたちへの宿題です。お願いです。明日は、太陽の下を走り回ってください。汗で服がびしょびしょになるまで。