夜回り先生 水谷 修
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Osamu Mizutani Official BLOG

子どもたちへ

子どもたち、新年度が、もうすぐ始まります。きっと、多くの子どもたちは、胸をドキドキさせていると思います。また、今まで苦しんできた子どもたちは、悩んでいると思います。今日は、君たちにお願いを書きます。

 

 今自分がいじめられていると感じている子どもたち、実際にひどいいじめにあっている子どもたち、君たちにお願いがあります。君たちの周りの一人でも多くの大人たちに、いじめにあっていることを伝えてください。親でもいい、おじいちゃんやおばあちゃんでもいい、先生でもいい、校長先生でもいい、友だちのお父さんやお母さんでもいい。身近にいる大人たち一人でも多くに、いじめにあっていることを伝えてください。もし、親も先生も、身近な大人たちが、みんな信じることができなかったら、警察に行こう。交番のおまわりさんでもいい、警察署の刑事さんでもいい、警察の人に、自分がされていることを伝えよう。

 

 君たちの中には、今は自分が我慢すればいいんだと考えている子もいるかもしれません。でも、それは、間違いです。我慢することは、君のこころに大きな荷物を抱え込むことになります。そして、それが、将来君が人を信じることができなくなったり、いつもだれかが君をいじめるのではないかと、びくびくして生活しなければならない大きな原因となります。私は、いじめから、不登校・引きこもりになってしまい、何年も、暗い自分の部屋で苦しんでいる子どもたちをたくさん知っています。いじめは、明日のためにも、君の未来のためにも、絶対いじめられている今、解決しておかなくてはならないのです。

 

 だれかに相談したら、もっとひどいいじめにあうのではないか。ぼこぼこにされてしまうのではないかと、恐れている子もいるでしょう。でもね、いじめてる子は、弱い子です。強い子はいじめなんてしません。自分が弱いから、いじめをして自分のいらいらを晴らそうとしています。お願いです。怖がらないで、戦おう。たくさんの人たちが、君を、必ず守ってくれます。また、次のいじめを作らないためにも、戦おう。

 

 子どもたち、今、この国の大人たちみんなが、いじめについて真剣に考えています。いじめを学校から完全になくさなくてはいけないと、動いています。今がチャンスです。君たちが、自分がされているいじめについて、周りの大人に訴えれば、必ず、君を守り戦ってくれます。少しだけでいい、勇気を出して、君のこころの苦しみやつらさを訴えよう。